看板の安全管理で、オーナーさんが自分でやること
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定期点検は専門業者に任せ、持ち主がやるべきことは「異変に気づくこと」。ガイドブックの考え方です。
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01持ち主のやるべきことは、異変に気づくこと
屋外広告物適正化推進委員会の「オーナーさんのための看板の安全管理ガイドブック」(2019年10月・国土交通省のサイトに掲載)は、学識経験者・国と自治体の屋外広告の担当者・業界関係者でつくる委員会が、企業や店舗の経営者に向けてまとめた冊子です。
ガイドブックは、「定期点検は専門業者に任せるとして、皆さんのやるべきことは異変に気づくことです」と書き、営業日などには必ず安全パトロールを行うよう勧めています(p15「所有者の日常点検と初動処置」)。
02自分で見る10項目(目視でよい)
ガイドブックの「看板所有者の日常点検項目」は、基本的に目視点検でよいとしています。
| 見る所 | 対象の看板 |
|---|---|
| 支柱の根元からサビが出ていないか/看板が傾いていないか | 建植看板(ポール看板・野立看板など) |
| ブラケット部からサビが出ていないか/看板は壁から垂直についているか | 袖看板 |
| アクリル板にひびが入っていないか/外れそうではないか | 共通 |
| パネル(表示面)ががたついていないか | 野立看板・壁面看板 |
| 照明の不点灯などはないか | 共通 |
| 照明器具は傾いたり、外れかけていないか | 外照式看板 |
| 看板部材が欠落していないか | 共通 |
外から照らす器具の選び方と点検の目安は看板を外から照らす照明にまとめています。
落書きされた時の法律の言葉と、消す前の注意は看板に落書きされた時に、確かめることに書いています。
あわせて、震度5強以上の地震や大型台風の後は、専門業者に臨時点検を依頼するよう書いています。ガイドブックは、震度5強の揺れでは壁や天井にひびが入りアンカーの強度が落ちる、極端な高温では熱膨張でアクリル板面が歪み、枠から外れて落下することもあるとも書いています(p12)。
03危ないと思ったら、まず立入禁止
ガイドブックが挙げる初動の順番です(p15)。
- 立入禁止の処置をして、見張りを置く
- 専門業者に連絡する
- 人通りの多い場所では、警察にも連絡しておく
看板が落ちた時に誰が責任を負うかは、看板が落ちた時の、占有者と所有者の責任をご覧ください。
04点検を続けるための4つの「化」
ガイドブックは、安全を「見える化」「しくみ化」するために、次の4つを挙げています(p14)。
- スケジュール化=何をいつ実施するか、点検内容と日程を明確にする
- 予算化=安全管理には予算の確保が前提
- 組織化=誰が実務を進め、誰が責任を負うのか
- 記録化=記憶に頼らず、記録によって安全を維持するしくみをつくる
そして、屋外広告物の許可の更新申請のタイミングを基本に総合的な定期点検を行う組み立て方を勧めています。許可のことは屋外広告物の許可にまとめています。
05立体の文字の看板で、とくに見る所
正面発光のチャンネル文字は、表面がアクリルです(出どころ: 厚みとサイズ)。10項目のうち「アクリル板にひび・外れ」「照明の不点灯」「部材の欠落」は、立体の文字の看板でもそのまま当てはまります。壁に留める部分の傷み方は、看板のアンカーボルトは、何で傷むかで書きました。
06よくある質問
- 看板の点検は、自分でやってもよいのですか?
ガイドブックは、持ち主の日常点検は基本的に目視でよいとし、詳しい定期点検は専門業者に任せるという分け方をしています。
- 地震や台風の後は、何をすればよいですか?
ガイドブックは、震度5強以上の地震や大型台風の後は、専門業者に臨時点検を依頼するよう書いています。
- 看板が落ちそうだと気づいたら、最初に何をしますか?
まず立入禁止の処置をして見張りを置き、次に専門業者へ連絡します。人通りの多い場所では、警察にも連絡しておくよう書かれています。
出どころ
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