ファサード看板は、建物の正面と一緒に考える
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看板だけを良くするのではなく、看板を含めた建物の顔を整える。千代田区のガイドラインの考え方です。
01看板を、建物の外観の一部として見る
千代田区の「屋外広告物 景観まちづくりガイドライン」(令和2年12月)は、「屋外広告物のある魅力的な景観を育むためには、広告物を含む建築物全体のファサードをデザインし、雰囲気の良い街並み景観を連続させていくことが大切です」と書いています(p15「建築意匠との整合」)。
同じ資料は、屋外広告物単体の善し悪しを評価するのではなく、屋外広告物のある魅力的なショップファサードや、それが連なる街並みを育む視点を大切にする、としています(p8)。ファサード看板を考える時の出発点は、看板だけでなく、看板を含めた建物の正面全体です。
ここに書くのは千代田区のガイドラインの書き方です。ほかの区や市は、それぞれの景観の決まりがあります。
02ガイドラインが挙げる、看板に関わるキーワード
千代田区のガイドラインは、屋外広告物を計画する時に使う「12のキーワード」を挙げています(p9)。看板の形に直接関わるものを抜き出します。
| キーワード | 配慮事項(原文) |
|---|---|
| 壁の表情 | 建物のファサードデザインを活かした広告物のデザインや素材とする |
| 建物を活かす広告 | 建物本体のあるべき姿を踏まえ、広告物のデザインはそれを引き立てるものにする |
| 通りの性格 | 通りの個性、性格にふさわしい広告物の大きさやデザインとする |
| 夜のにぎわい | 照明や光を上手く活用し、夜間におけるくつろぎやにぎわいを創出する。夜間の安全性にも配慮する |
03建物の外観がまとまって見えるように
「建築意匠との整合」の節は、広告物を含む建築物の外観全体がまとまって見えるように、掲出位置や大きさを揃えるなど秩序が感じられる計画的な表示を求めています。配慮事項として挙げているのは、次のようなことです(p15)。
- 周辺の地域特性にあった大きさや形態をデザインに取り入れる
- 歩行者が歩きやすく快適なスケール感(ヒューマンスケール)に配慮する
- 建築物の外観デザインと一体的な広告とする。複数のテナントが入居する場合は特に配慮する
- 交差点に面した建築物や敷地に掲出する場合は、主張し過ぎないようにする
04立体の文字で、建物の正面を活かす
チャンネル文字(箱文字)と切り文字は、1文字ずつ壁に留める看板です(出どころ: 取付方法)。文字の間には建物の壁がそのまま見えるので、壁の素材や色を背景として活かせます。
文字の表面は、ステンレスのヘアライン・鏡面・塗装の指定色、光らせるなら乳白やカラーのアクリルから選べます(出どころ: 厚みとサイズ)。夜の見せ方は、表面が光る正面発光か、後ろの壁を照らす背面発光かで変わります(チャンネル文字の種類)。壁に付ける時の大きさの基準(東京都)は壁面看板とはにまとめています。
正面そのものを看板のように飾った昭和初期の商店もあります(看板建築とは、正面を一枚の看板のように飾った商店)。
店の便所やエレベーターの標識は、店の便所やエレベーターの標識には、どんな時にバリアフリー法の決まりがかかるかをご覧ください。
看板そのもの(立体の文字の看板)の製作と取り付けは、店舗の看板の製作と取り付けでお受けしています。
05よくある質問
- ファサード看板を考える時、何から決めればよいですか?
千代田区のガイドラインの考え方では、看板単体ではなく、看板を含めた建物の外観全体がまとまって見えるかから考えます。掲出位置や大きさを揃えることも挙げられています。
- 交差点の角の建物に看板を付ける時、気をつけることはありますか?
千代田区のガイドラインは、交差点に面した敷地は地域の顔になるとして、建築物の外観を活かし、広告物が主張し過ぎないよう配慮することを求めています。
出どころ
- 千代田区「屋外広告物 景観まちづくりガイドライン」令和2年12月(p8 総合的な視景観の充実・p9 12のキーワード・p15 建築意匠との整合)(2026-09-23 確認)
- サインアーク「箱文字・チャンネル文字の厚みとサイズ」(表面の材質と仕上げ)(2026-09-23 確認)
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データと、文字の高さ・発光タイプ・数量をお送りください。箱文字看板の1文字いくらかの目安は箱文字の値段の目安(1文字 税別20,000円〜)、ネオン看板はネオン看板の大きさと値段の目安(税込5万円〜)に載せています。
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