LED看板の電源装置の仕様書に書かれている、4つの注意
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同じ会社の電源装置でも、使える温度と防水の等級は製品ごとに違います。仕様書の字で確かめます。
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012つの電源装置の仕様書を並べる
LED看板の電源装置(LED用電源装置)は、看板の中のLEDに電気を送る部品です。ここでは、アイリスオーヤマが公開している2つの製品の納入仕様書を並べます。
- 品名「フレキシブルユニット電源」(型番 LED Power Driver Outd.100-240V 100W-24V)=定格出力電圧 24V・定格出力電流 4.1A
- 品名「直流定電圧電源装置」(型番 NE-IPV100-12)=定格出力電圧 DC12V・出力電流 最大8.4A・出力電力 最大100W
この2つの仕様書が挙げる注意から、①容量 ②防水の等級 ③置き場所 ④使える温度の4つを取り出します。どれも、この2製品の仕様書の字です。ほかの電源装置は、その製品の仕様書で確かめてください。
02容量:最大定格出力電流の80%で使う
2つの仕様書には、どちらにも次の注意があります。
「本LED用電源装置は、安全のため最大定格出力電流の80%の容量でご使用ください。規定容量以上でのご使用は、出力電圧低下、短寿命の原因となります。」
直流定電圧電源装置(NE-IPV100-12)の仕様書は、出力電力を「最大100W」、推奨使用出力を「80Wまで」と書いています。つなぐLEDの合計が電源装置の上限ぎりぎりにならないよう、余裕を持たせるのが2つの仕様書の求めです。
03防水の等級:IP66とIP67、どちらも水中では使えない
防水の等級は、2製品で違います。
- フレキシブルユニット電源=「本LED用電源装置の防塵、防水保護等級はIP66です。」
- 直流定電圧電源装置(NE-IPV100-12)=「本LED用電源装置の防塵、防水保護等級はIP67です。」
この2つの仕様書は、どちらも水中では使えないとし、水中で使う場合は「別途防水ケースに組み込んでご使用ください。」としています。IPコードの2つの数字の読み方はIPコードの読み方にまとめています。等級の数字と、仕様書がその製品で何を禁じているかの両方を見ます。
04置き場所:点検・交換できる所に、密封せずに
2つの仕様書は、どちらも「LED用電源装置は、必ず点検、交換可能な場所に設置してください。」とし、「直射日光の当たる場所、湿気の多い場所、振動のある場所、腐食性ガスの発生する場所では使用しないで下さい。」と書いています。
2つの仕様書は、どちらも次の注意も書いています。
- 「LED用電源装置を密封しないでください。」
- 「LED用電源装置の設置は、防滴・防熱のため、床・壁面から2mm以上はなしてください。」
- 「LED電源装置を、断熱材、防音材をかぶせた状態で使用しないでください。」
- 「LED器具またはモジュールとの組み合わせで必ず事前に動作確認を行ってからご使用ください。」
看板の箱の中に電源装置を入れる時も、あとで点検と交換ができるかが置き場所を決める基準になります。
05使える温度:同じ会社でも製品ごとに違う
使える周りの温度(周囲温度)は、2製品で違います。
- フレキシブルユニット電源(100W-24V)=「周囲温度は、-30℃~60℃以外では使用しないでください。」
- 直流定電圧電源装置(NE-IPV100-12)=「周囲温度は、-10℃~+50℃以外では使用しないでください。」
同じ会社の電源装置でも、使える温度の幅はこれだけ違います。寒い所・日の当たる所に看板を出すなら、その電源装置の仕様書の周囲温度を確かめてください。フレキシブルユニット電源の仕様書は、ケースの温度(Tc)も「90℃以下でご使用ください。」としています。
06電源まわりの、ほかの決まり
電気用品安全法施行令の特定電気用品(別表第一)には「直流電源装置」が載っています。ただし、手元の部品がどの品目に当たるかは、品目の名前だけでは決まりません(看板の電気部品と電気用品安全法)。屋外の看板の電気の安全は漏電遮断器、点ける時間の決め方は看板のタイマー、電気代の考え方は看板の電気代にまとめています。
07サインアークの製作と、電源装置
サインアークがお届けするのは、製作と点灯の確認を終えたチャンネル文字です。LED用の電源装置(100V用)はお付けします。建物の配線につなぐ電気工事は、製作に含みません(出どころ: 厚みとサイズ「電源と電気工事」)。
看板業者様(製作のみ) お届けするのは、製作と点灯確認を終えた文字と、LED用の電源装置です。取り付けと電源への接続は、御社で行っていただきます。看板業者様へ
電源装置はお付けしますが、予備や交換用を御社でご用意になる場合、屋内に置く電源なら、同じ日本ネオン株式会社のLED PRO SHOPでも DC24V の電源(200W・300W・400W・非防水)を扱っています。屋外に置く場合は、防水の等級のある電源装置を選んでください。
店舗・企業様(製作と取り付け) 取り付けまでご依頼いただく場合は、電気工事も提携の施工会社でお受けできます(費用は別途お見積り)。店舗・企業様へ
08発注前のチェックリスト
- つなぐLEDの合計が、その電源装置の仕様書の容量の範囲に収まるか(この2製品は最大定格出力電流の80%)
- 防水の等級と、その仕様書が禁じていること(この2製品はどちらも水中は不可)
- 点検・交換できる所に置けるか・密封しないか
- 看板を出す所の寒さ・暑さが、その電源装置の周囲温度に入るか
09よくある質問
- LED看板の電源装置は、どれくらいの容量を選べばいいですか?
アイリスオーヤマの2製品の仕様書は、どちらも「安全のため最大定格出力電流の80%の容量でご使用ください。」としています。直流定電圧電源装置(NE-IPV100-12)は、出力電力 最大100W・推奨使用出力 80Wまでです。何%まで使えるかは製品ごとに仕様書で確かめてください。
- 防水の等級があれば、水がかかっても大丈夫ですか?
この2製品は、防塵・防水の等級が IP66 と IP67 ですが、仕様書はどちらも水中では使えないとしています。等級だけでなく、仕様書の注意まで読んで置き場所を決めます。
- 電源装置はどこに置けばいいですか?
2つの仕様書は「必ず点検、交換可能な場所に設置してください。」としています。直射日光・湿気の多い所・振動のある所を避け、密封せず、断熱材をかぶせないようにします。
- 寒い所でも使えますか?
製品によります。同じ会社でも、フレキシブルユニット電源は -30℃~60℃、直流定電圧電源装置(NE-IPV100-12)は -10℃~+50℃ と、使える周囲温度が違います。
- サインアークの見積りに、電源装置は入っていますか?
入っています。LED用の電源装置(100V用)はお付けします。建物の配線につなぐ電気工事は、製作に含みません(厚みとサイズ「電源と電気工事」)。取り付けまでご依頼いただく場合は、提携の施工会社でお受けできます(費用は別途お見積り)。
出どころ
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データと、文字の高さ・発光タイプ・数量をお送りください。箱文字看板の1文字いくらかの目安は箱文字の値段の目安(1文字 税別20,000円〜)、ネオン看板はネオン看板の大きさと値段の目安(税込5万円〜)に載せています。
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