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29-1表では、低圧300V以下の機械器具の金属製外箱等はD種接地工事になっている

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ネオン放電灯の条には、「看板枠」を名指ししてD種接地工事を求める号があります。4つの種類の抵抗値と、機械器具にどれを施すかの表と合わせてまとめました。

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01看板枠を名指しした条

経済産業省の「電気設備の技術基準の解釈」第186条(ネオン放電灯の施設)は、管灯回路の使用電圧が1,000V以下のネオン放電灯について、第1項第九号で「放電灯用変圧器の外箱及び金属製の看板枠には、D種接地工事を施すこと。」としています。1,000Vを超えるネオン放電灯の第2項第七号は、「ネオン変圧器の外箱には、D種接地工事を施すこと。」です。

第186条がいうネオン放電灯は、「放電管にネオン放電管を使用する放電灯」です。看板枠の号があるのは1,000V以下の第1項だけで、1,000Vを超える第2項にあるのはネオン変圧器の外箱の号です。サインアークの光るチャンネル文字は、中の LED に電気を送る物です。

この2つの号は、第186条のほかの号とあわせて漏電遮断器の設置義務は、どこに書かれているのかでも引いています。この記事では、第17条の4つの種類と抵抗値、第29条の機械器具ごとの表を、看板枠の号と並べてまとめます。

024つの種類と接地抵抗値(第17条)

同じ解釈の第17条(接地工事の種類及び施設方法)は、4つの接地工事の接地抵抗値を次のように決めています。

種類接地抵抗値(原文)
A種接地工事「接地抵抗値は、10Ω以下であること。」
B種接地工事「接地抵抗値は、17-1表に規定する値以下であること。」
C種接地工事「接地抵抗値は、10Ω(低圧電路において、地絡を生じた場合に0.5秒以内に当該電路を自動的に遮断する装置を施設するときは、500Ω)以下であること。」
D種接地工事「接地抵抗値は、100Ω(低圧電路において、地絡を生じた場合に0.5秒以内に当該電路を自動的に遮断する装置を施設するときは、500Ω)以下であること。」

B種の17-1表の値は、備考のIg(「当該変圧器の高圧側又は特別高圧側の電路の1線地絡電流」)で割って出す形で、変圧器の種類と遮断する装置の遮断時間によって3つに分かれています。Igは、第2項第二号イで「実測値」でもよいとされています。

第17条の第5項と第6項には、みなしの規定があります。C種接地工事を施す金属体と大地との間の電気抵抗値が10Ω以下なら「C種接地工事を施したものとみなす。」、D種接地工事を施す金属体と大地との間の電気抵抗値が100Ω以下なら「D種接地工事を施したものとみなす。」です。

03接地線

各種の接地線は、どれもはじめに「故障の際に流れる電流を安全に通じることができるものであること。」とされています。C種の接地線は、移動して使用する電気機械器具の可とう性を必要とする部分を除き、「引張強さ0.39kN以上の容易に腐食し難い金属線又は直径1.6mm以上の軟銅線」です。D種は「第3項第二号の規定に準じること。」で、C種と同じです。B種の接地線は、別の表(17-3表)で決まっています。

電光サイン装置などの配線に置かれた電線の太さと金属ダクトの例外は、電線の太さと金属ダクトの占有率に置かれた、電光サイン装置などの配線の例外にまとめています。

第17条のもとになる省令第11条(電気設備の接地の方法)は、「電気設備に接地を施す場合は、電流が安全かつ確実に大地に通ずることができるようにしなければならない。」としています。

04機械器具の金属製外箱等は、使用電圧で決まる(第29条)

第29条(機械器具の金属製外箱等の接地)の第1項は、電路に施設する機械器具の金属製の台及び外箱には、「使用電圧の区分に応じ、29-1表に規定する接地工事を施すこと。」としています。

機械器具の使用電圧の区分接地工事
低圧・300V以下D種接地工事
低圧・300V超過C種接地工事
高圧又は特別高圧A種接地工事

どれにも例外があります。第1項のただし書きは、「外箱を充電して使用する機械器具に人が触れるおそれがないようにさくなどを設けて施設する場合又は絶縁台を設けて施設する場合は、この限りでない。」としています。第2項は、8つの場合に「第1項の規定によらないことができる。」としています(機械器具が小規模発電設備である燃料電池発電設備である場合を除く)。その中には「交流の対地電圧が150V以下又は直流の使用電圧が300V以下の機械器具を、乾燥した場所に施設する場合」、「電気用品安全法の適用を受ける2重絶縁の構造の機械器具を施設する場合」、「水気のある場所以外の場所に施設する低圧用の機械器具に電気を供給する電路に、電気用品安全法の適用を受ける漏電遮断器(定格感度電流が15mA以下、動作時間が0.1秒以下の電流動作型のものに限る。)を施設する場合」があります。

05サインアークの文字と電源の扱い

サインアークの「厚みとサイズ」は、「LED用の電源装置(100V用)はお付けします。建物の配線につなぐ電気工事は、製作に含みません。」としています。製作だけのご依頼では、建物の配線につなぐ工事は電気工事業者へのご依頼になります。店舗・企業様から取り付けまでご依頼いただく場合は、電気工事も提携の施工会社でお受けできます。電気の工事の資格は、光るチャンネル文字の取り付けと、電気工事士の資格にまとめています。

06よくある質問

D種接地工事の接地抵抗値は、100Ωですか、500Ωですか?

電気設備の技術基準の解釈 第17条第4項第一号は、100Ω以下としています。低圧電路において地絡を生じた場合に0.5秒以内に当該電路を自動的に遮断する装置を施設するときは、500Ω以下です。

C種接地工事とD種接地工事は、どう使い分けますか?

第29条の29-1表は、機械器具の金属製外箱等について、低圧で使用電圧が300V以下ならD種接地工事、300V超過ならC種接地工事としています。ただし同じ条の第2項は、交流の対地電圧が150V以下又は直流の使用電圧が300V以下の機械器具を乾燥した場所に施設する場合など8つの場合に、第1項の規定によらないことができる、としています。

出どころ

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