SUS304とSUS430は、成分と金属組織が違う
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違いは、ニッケルが入っているかどうかから始まります。
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01成分・金属組織・磁性・耐食性の目安
ステンレス協会の「性質」の頁は、代表鋼種の特長と用途を表にしています。SUS304とSUS430の行は、次のとおりです。
| SUS304 | SUS430 | |
|---|---|---|
| 系統 | クロム・ニッケル系 オーステナイト系 | クロム系 フェライト系 |
| 主成分 | 18Cr-8Ni | 18Cr |
| 耐食性の目安(孔食指数Cr+3.3Mo) | 19.0 | 17.0 |
| 特長 | 汎用鋼種 | 汎用鋼種 |
| 主な用途 | 各種建材(屋根、内外装、構造材)、化学プラントタンク | 厨房用品(業務用厨房、洋食器)、建築内装、家電製品外装 |
表の注は、孔食指数を「耐食性を説明する物指しの一つ。」としています。
同じ協会の「種類」の頁は、オーステナイト系について「18クロムー8ニッケルのSUS304が代表的です。」とし、「耐食性も優れ、低温、高温における性質も優秀です。」と書いています。フェライト系については「代表的なものはSUS 430の18クロム系のステンレスです。」とし、「一般耐食用として広く用いられています。」と書いています。
02磁石で見分ける時の注意
ステンレス協会のQ&Aは、「マルテンサイト系,フェライト系鋼種は強磁性材料です。」「非磁性のオーステナイト系鋼種とは磁気的性質が異なります。」と書いています。
ただし同じQ&Aは、「SUS301,304は加工によって、磁性を持つようになります。」としています。「性質」の頁の表にも、「300系についても加工の方法によっては磁性を持つ場合があります。」という注があります。磁石が付いたからSUS430だ、とは言い切れません。
また、「磁性と耐食性は直接的には関係はありません。」「磁性がある鋼種でも非磁性な鋼種より耐食性の良いものはあります。」とも書いています。
03看板の材料として
表の主な用途には、SUS304に「各種建材(屋根、内外装、構造材)」、SUS430に「建築内装」が挙がっています。立体の文字の種類と材料はチャンネル文字(箱文字)の種類に、ステンレスに付くもらいさびはステンレスの看板の、もらいさびと手入れにまとめています。
表面の仕上げの種類は、ステンレスの表面仕上げは、No.2B・No.4・HL・No.8で仕上げの方法が違うをご覧ください。
溶接の後に出る変色の扱いは、ステンレスの溶接の変色部は、機械的に除去するか酸洗で除去する方法が推奨されているの記事にあります。
記号の末尾に付くLやFにも、それぞれ意味があります(SUS304LのLは「極低(Low)炭素」、SUS430FのFは「快削(Free cutting)」を表す)。
SUS201とSUS304の化学成分の規格値は、ステンレスのSUS201とSUS304は、ニッケル・マンガン・クロムの規格値が違うに並べました。
04よくある質問
- SUS304とSUS430は、磁石で見分けられますか?
ステンレス協会のQ&Aは、フェライト系を「強磁性材料」、オーステナイト系を「非磁性」としています。ただし「SUS301,304は加工によって、磁性を持つようになります。」とも書いているので、磁石だけでは言い切れません。
- 磁石が付くステンレスは、さびやすいのですか?
ステンレス協会のQ&Aは、「磁性と耐食性は直接的には関係はありません。」としています。鋼種ごとの違いは別で、同じ協会の「性質」の表の孔食指数は、SUS304が19.0、SUS430が17.0です。
出どころ
- ステンレス協会「性質」(2026-09-24 確認)
- ステンレス協会「種類」(2026-09-24 確認)
- ステンレス協会「ステンレスの導電率、透磁率、熱膨張率などの物理的性質について」(2026-09-24 確認)
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