SUS304LのLは「極低(Low)炭素」、SUS430FのFは「快削(Free cutting)」を表す
公開
JISの鋼材の記号「SUS」は、Steel Use Stainless です。
看板の値段の目安(1文字 税別20,000円〜)›無料のお見積り›
01SUSとSCS、番号の成り立ち
ステンレス協会のQ&Aは、ステンレス鋼のJIS記号は「鋼材と鋳物の2種類があり、それぞれSUS(Steel Use Stainless)とSCS(Steel Casting Stainless)を用いています。」と書いています。
番号については、「JIS鋼種を示す記号は当初、制定順に一連の番号を付けていましたが、記号で鋼種区分が分かるようにとの要望に応じて3桁の数字記号が採用され、1972年の規格改正時にAISI(American Iron and Steel Institute:アメリカ鉄鋼協会)規格番号に準じた記号の付け方に切り替えました。」としています。
看板の文字の部分(チャンネル文字・箱文字・切り文字)の製作は、看板業者様・設計事務所様からもお受けしています。図面やデータからお見積りし、自社工場から直送します(看板業者様へ・設計事務所・開業コンサルの方へ)。
02番号の桁が表すもの
同じQ&Aは、AISI規格番号の桁数の意味を次のように挙げています。
- 「200台:Fe-Cr-Ni-Mn(鉄-クロム-ニッケル-マンガン)系ステンレス鋼」
- 「300台:Fe-Cr-Ni(鉄-クロム-ニッケル)系ステンレス鋼」
- 「400台:Fe-Cr(鉄-クロム)系ステンレス鋼」
- 「600台:Fe-Cr-Ni(鉄-クロム-ニッケル)系析出硬化型ステンレス鋼」
日本独特の鋼種については、「AISI規格記号の後にJ1、J2の連番をつけます。」としています。SUS304とSUS430の成分と金属組織の違いはSUS304とSUS430は、成分と金属組織が違うにまとめています。
200台のSUS201と300台のSUS304の化学成分の規格値は、ステンレスのSUS201とSUS304は、ニッケル・マンガン・クロムの規格値が違うに並べました。
03末尾のアルファベットの意味(協会の表1)
協会は、「表1にJISの代表鋼種と外国規格の比較を示します。」としています。「表1 JIS規格記号と外国規格記号の比較」は、次のとおりです。末尾の欄が空いている鋼種は、原文でも空いています。
| 種類 | JIS | 旧JIS | 末尾のアルファベットの意味 | AISI | EN |
|---|---|---|---|---|---|
| オーステナイト系 | SUS201 | - | AISI201 | 1.4372 | |
| オーステナイト系 | SUS202 | - | AISI202 | 1.4373 | |
| オーステナイト系 | SUS301 | SUS39 | AISI301 | 1.4319 | |
| オーステナイト系 | SUS303Se | - | Se:セレン(快削性改善元素)添加 | AISI303Se | - |
| オーステナイト系 | SUS304 | SUS27 | AISI304 | 1.4301 | |
| オーステナイト系 | SUS304L | SUS28 | L:極低(Low)炭素 | AISI304L | 1.4307 |
| オーステナイト系 | SUS304N1 SUS304N2 | - | N1,N2: 窒素(Nitrogen)添加。 | AISI304N | 1.4306 |
| オーステナイト系 | SUS316 | SUS32 | AISI316 | 1.4401 | |
| 二相 | SUS329J1 | - | J1:日本独自鋼種 | AISI329 | 1.4450 |
| フェライト | SUS430 | SUS24 | AISI430 | 1.4016 | |
| フェライト | SUS430F | - | F:快削(Free cutting) | AISI430F | 1.4105 |
| マルテンサイト | SUS410 | SUS51 | AISI410 | 1.4006 | |
| マルテンサイト | SUS420J2 | SUS53 | J2:日本独自鋼種 | AISI420 | 1.4028 |
| 析出硬化 | SUS630 | SUS80 | S17400 | 1.4542 |
プレス加工と曲げ加工で起きる不具合については「ステンレスのプレス加工で起きる不具合は、プレスの条件と密接に関連している」にまとめています。
04よくある質問
- SUS304とSUS304Lは、記号の何が違いますか?
ステンレス協会のQ&Aの表1は、SUS304Lの末尾のアルファベットの意味を「L:極低(Low)炭素」としています。旧JISの記号は、SUS304がSUS27、SUS304LがSUS28です。
- SUSとSCSは、何が違いますか?
同じQ&Aは、JISの記号のうち鋼材を「SUS(Steel Use Stainless)」、鋳物を「SCS(Steel Casting Stainless)」としています。
出どころ
- ステンレス協会「JIS鋼種番号とSUS316LやSUS430Fなど鋼種記号の後ろについたアルファベットの意味」(2026-09-24 確認)
看板のお見積り(無料)
データと、文字の高さ・発光タイプ・数量をお送りください。箱文字看板の1文字いくらかの目安は箱文字の値段の目安(1文字 税別20,000円〜)、ネオン看板はネオン看板の大きさと値段の目安(税込5万円〜)に載せています。
見積りを依頼する›