クラレの注型板と押出板は、作り方と分子量が違う
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クラレは、注型板と押出板の両方を出しています。
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012つの板の、つくり方
クラレは、注型板の〈パラグラス®〉と押出板の〈コモグラス®〉を出しています。英語の頁では、〈パラグラス®〉を「cast sheet」、〈コモグラス®〉を「extruded sheet」と書いています。
- 注型板(キャスト板)〈パラグラス®〉:「2枚のガラスの間に液体モノマーを注入し、直接硬化させて製造する注型板です。」同じ頁は、この製法で「高い透明性と優れた表面平滑性を実現しています。」としています。
- 押出板〈コモグラス®〉:「クラレ独自の技術で連続生産する押出板です。板厚精度に優れ、接着加工、加熱成形が容易です。」
02頁ごとに書かれている違い
よくあるご質問は、「製造方法の違いにより分子量に大きな差があります。」とし、「〈コモグラス®〉の分子量は〈パラグラス®〉の約1/15です」と書いています。そのうえで、「常温物性では大差がありませんが高温(110℃~170℃)では多少、差があります。」としています。
使える温度は、頁によって書き方が違います。
| 頁 | 〈パラグラス®〉(注型) | 〈コモグラス®〉(押出) |
|---|---|---|
| 加工法・使用上の注意 | 80℃ | 65℃ |
| よくあるご質問 | 80℃ | 60℃以下を推奨 |
「加工法・使用上の注意」の頁の表の末尾には、「この値は当社の測定値」で、値を約束するものではない、という趣旨の注があります。同じ頁は、温度変化による伸び縮みも挙げています(伸び縮みと割れはアクリル看板の割れと、伸び縮みにまとめています)。
03〈コモグラス®〉で、看板の用途が書かれているグレード
〈コモグラス®〉の特殊銘柄の一覧で、主な用途に「看板、サイン、ディスプレイ 等」とあるのはTH1グレードです。説明は「通常は透明のシートですが端部より光を入れると面上が発光します。」となっています。
アクリルの面にシートを貼る時は中川ケミカルのカッティングシートは、製品頁の「外貼り」と「対アクリル貼り」を見るにまとめています。
立体の文字の種類と材料はチャンネル文字(箱文字)の種類にまとめています。
04よくある質問
- キャスト板と注型板は、同じものですか?
クラレは日本語の頁で〈パラグラス®〉を「注型板」とし、英語の頁で「cast sheet」と書いています。〈パラグラス®〉のつくり方は、2枚のガラスの間に液体モノマーを注入して硬化させる方法です。
- アクリル板の重さは、どう計算しますか?
クラレのよくあるご質問は、比重を「約1.2」とし、「1830mm×915mm×3mm」の板の例で「183cm(長辺)×91.5cm(短辺)×1.2(比重)×0.3cm(厚み)=6.0kg」と計算しています。
- アクリル板は、どこまで曲げて取り付けられますか?
同じよくあるご質問は、強制曲げが何Rまでかについて、「屋外使用の場合は板厚の250倍、屋内使用の場合は190倍が目安です。」としています。
出どころ
- クラレ「アクリル樹脂板〈パラグラス®〉〈コモグラス®〉」(2026-09-24 確認)
- Kuraray「PARAGLAS™ / COMOGLAS™」(英語)(2026-09-24 確認)
- クラレ「よくあるご質問」(2026-09-24 確認)
- クラレ「加工法・使用上の注意」(2026-09-24 確認)
- クラレ「アクリル樹脂板〈コモグラス®〉」(2026-09-24 確認)
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